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2008年3月

2008年3月31日 (月)

獣医さんの卵

先日、獣医大学の学生さんが見学にみえました。猫専門ということで、興味をお持ちいただいたようですが、どんな印象だったんでしょう…。これから、いろんな事を経験されていかれる中で、当院の印象が何かのお役に立てれば良いのですが。これから、いろんな病院を見学しながら、就職先を考えていかれるようです。そんなお話をしていると、学生時代が思い出されます。

「動物のお医者さん」という漫画が流行ったのをご存じでしょうか?ちょうど、私が学生の頃がブレイク絶頂期だったんですが、それで「獣医さん」人気があがり、女子学生が急増したというほど、この業界に影響した漫画です。大学の購買部でも、専門書が並ぶ書籍コーナーのど真ん中を占領して、「動物のお医者さん」は販売されていましたし、おそらく学生全員の愛読書だったはずです。かくいう私も、全巻揃えて持っております!

漫画に出てくる実習や試験の話は、まさにそのものだったり、本物を知ってるからこそ、より笑えるところもいっぱいで、なかなか、よく、取材されて書かれてるな~と感心するものです。「漫画に登場する○○教授は、うちの大学の○○教授がモデルらしい…アーそういえば髭の感じが…確かに、確かに~。」なんて裏話もあったり。今思えば、世間一般の大学生とはかなりかけ離れたオモシロイ経験がいっぱいでした。

それでも、実験や試験、レポートに追われて、かな~りキツイこともありましたし、なんといっても、最終の国家試験は緊張!!!でした。もう、随分前のことなのに、「国家試験を受けてる悪夢を見た。」なんて笑い話は、私に限らないことらしく、獣医さん仲間の間で、時に耳にすることです。

私も卵だった頃、少しでも早く、少しでも高度な技術や知識を身につけたいと、たくさんの動物病院を見学させていただいたり、先輩獣医さんに相談したりしたものでした。そんな、進むべき道を模索していた若かりし頃を思い出して、「今の自分は、あの頃目指していた獣医さんになれているだろうか?」なんて、自問してしまいました。think

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2008年3月24日 (月)

CAT SHOW

Bako去る3月23日(日)、CAT SHOWに行ってきました。 わがスタッフ宅のでっかいメイクーンのバコちゃんが、出場するというので、皆で見物です。

なんと偶然、当院に来られたスコティッシュ・フォールドのこまめちゃんも出場されてて、仔猫さん部門で優秀な成績だったようです。6か月齢にしては、落ち着き払った風格はタダものじゃない感じでした。これから、ますます楽しみてすね~。

さすがに、ゴージャスで手入れの行き届いた毛並みの長毛にゃん達、スタイルの素晴らしいシャム系のにゃん達。初めて目にする品種や、珍しい毛色のにゃんも拝見できました。にゃんこもこんな風に極めると「芸術」ですねェ。

ウワー…きれい。ウワー…デカイ。ウワー…かわいい。と、動物園の客のように、失礼ながら、人様のにゃん達をのぞきこんで楽しませていただきました。

HOUSE HOLD部門では、フツーのトラ猫さんが、ジャッジされながらも困った顔してたりして、「猫さん的には、楽しくないんでは・・・。」と心配になったりもしましたが、会場の皆さんは、本当に和やかに楽しんでいらっしゃって、素敵なCAT SHOWでした。

うちのにゃんもフレンドリーでかつ度胸のあるこなら、HOUSE HOLD部門にチャレンジしてみたいところですが。アメリカンショートヘアーの虫太郎?見た目はまあまあイケてるとして、触られるのがイヤなんで無理。ぶちゃにゃんは超びびり屋さんなんで、どこかへ逃走して捕まらなくなるかもしれません。長老ゆきおは、ちょっとおじいさん過ぎて問題外。残念ながら無理そうです。

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2008年3月19日 (水)

「猫ちゃん2匹以上をキープ」の法則

P3190130 我が家のアイドルにゃん。ぶちゃにゃんheart04です。(仔猫の頃少々ぶさいくだったんで…命名)

現在、我が家には3匹のにゃんが暮らしており、17歳、8歳、2歳の3段階編成となっております。

先だって、ご紹介させていただいたリンパ腫になったウンチくんが他界した時、同居していたのは、現在17歳長老のゆきお君だけだったんですが、2匹は特別仲が良かった訳でもなく、いえ、むしろ、お互いをそばに寄せ付けず、気にいらないと威嚇しあうこともある程、「仲良くない」と、ヒト側では認識していたんで、ウンチくの他界も、ゆきお君には別に関係ないことなのかと思っていたのですが。日中ひとりぼっちで留守番をする事になったゆきお君は、私が帰宅すると、走り寄ってきて、さらに駆け上ってくる勢いで飛びついてきて、それはもうどうしたのかと思うほど大きな声で鳴き叫び、私がゆきお君につまづいて転びそうなほど、行くところ、行くところへと、付きまとっては、鳴き叫び。ごはんをあげても、目もくれずに鳴き叫ぶゆきお君。あまりのゆきお君の寂しがりように、こちらはペットロス気分に浸る気もしなくなり、「このお叫びをどうにかせねば…。」ということに。

しばらくすると、ゆきお君も落ち着き、ウンチくんがいた頃は遠慮がちだったくせに、我がもの顔でヒトの膝の上を占領するようになり、すっかりひとりっこ生活を満喫しているようにもみえましたが、それでも、寂しかろうと思って、新入りにゃんを探していたところ、縁あって登場したのが、アメリカンショートヘアーの虫太郎です。しかし、ゆきお君は、新たに現れた相棒を歓迎するようではなく、走り回るちっちゃいヤツを横目で迷惑そうに見ているだけ。「でも、きっと、ひとりぼっちじゃなくなって喜んでるはず。」これも、ヒト側の勝手な認識。迷惑そうにしながらも、時々追っかけて遊んでたりして、ほほえましかったのですが、虫太郎がデカくなるにつれ、立場は逆転。時々、追っかけられて泣かされてます。遊んでるというより、イジメられてる?のかもしれませんが。

そんな、経緯もあり、我が家では「猫ちゃん2匹以上をキープの法則」が成立。ゆきお君が猫の平均寿命とされる15歳になったので、もしもに備えて新入りにゃんをという事で、ぶちゃにゃんが我が家に登場。17歳、8歳、2歳の3段階編成になっている所以です。我が家ではじめての女の子。まーこれが、甘えんぼで、ちっちゃくて、かわいい、かわいい。ゆきお君にも、虫太郎にも甘えてベッタリ。ヒトにも甘えてベッタリ。不思議とあの猫嫌い(?)ゆきお君も、甘えられてまんざらでもない様子。私の個人的な好みとして、猫はデカイほどかわいい!(健康上は良くないですが…。)と思ってきましたが、ぶちゃにゃんの登場で、ちっちゃいにゃんも~かわいいheart01ですねェ。

という訳で、我が家には現在3匹のにゃんが、それなりに平和に暮らしております。それぞれ個性があっておもしろいものです。もし、長老ゆきお君が他界しても、ひとりぼっちにならないようにと考えての3匹編成だったんですがcatcatcat、2匹になってしまうと物足りなくなりそうな気がしますネ~catcatcatface

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2008年3月14日 (金)

ゆきだおれ猫「ゆきお」君

P3140119

わが家の長老じーさん猫のゆきお君。今では、その風貌もすっかり老けこんでしまいましたが…。なんて悪口云ったら、「おまえもな。」ってゆきお君に云われそうです。そんな長いつきあいです。

出会いは、私が動物のお医者さんになりたての頃、勤務先の動物病院へ、「仔猫がゆきだおれになってました。」と届けられた17年前。「ゆきだおれ」だったから「ゆきお」君。と、一番かわいがってくれたトリマーさんの命名。

それほど、パッとしないどこにでもいそうな猫なんですが、眉間に御公家様のような斑点をつけて、ぼーっとまぬけな顔して座ってる様。じゃれて遊んでても、どうもタイミングがズレてるし。なんとも憎めないゆきお君は、これでも病院スタッフの大人気者だったんです。

なんですが、一番に連れて帰った受付スタッフ宅では、先住にゃんがキレまくり、どうにも共存できそうにない…と、出戻り。二番目に連れて帰ったトリマーさん宅では、ご主人の喘息がひどくなってしまい、出戻り。そのときには、もう4か月齢の中猫になってしまってたんですが、「里親を探すにしても、ちゃんと飼ってくれる人じゃなきゃイヤ!」という皆の熱い願いもあり、そこで、思いついたのが現私のダンナ様good

ちょうど、独身寮を出てマンション暮らしを始めたところで、そういえば「猫を飼いたい」と云っていた。当時、人気だった「ファッツ マイケル」という漫画に出てくるような茶トラの猫がほしいと云ってたんで、「メチャクチャかわいい茶トラの猫ちゃんがいるから!」とゆきお君を連れて参上。

「茶トラじゃないし…。」と不機嫌面。「ほら、しっぽが茶トラだし。」「しっぽだけだし…。」そんな招かれざる客としてゆきお君は新ご主人様とご対面。

その翌日、茶トラ猫をあきらめきれずに「里親探しの会」をのぞきに行ったらしいのですが、そこには、ちっちゃくてかわいい茶トラ猫ちゃんがいっぱいいたらしいです。

「あんなにいっぱいいるんだったら、いつでも飼えるし。」「もう、トイレの躾もできてていいし。」「昼間留守だから、あんまりちいさいこの世話は、無理だし。」…云々。「こいつ、もう行くとこ無いし…。」かくして、作戦成功。スタッフの皆も大喜び。ゆきお君の定住先決定です。

皮膚にできた肥満細胞腫を2回手術した以外、さほど体調を崩すこともなく17年になりますが、さすがに、近年痩せてきましたし、腎臓や肝臓の衰えもでてきてはいます。最近、肝臓の薬を常用するようになったのですが、薬をあまりに嫌がるようになってしまったので、長老の特権ということで、薬混ぜ缶フードを御馳走することにしましたが、他のにゃんがこぞって食べようとするので、ゆきお君だけをケージに入れて、薬混ぜ缶フードをあげるようにしてたら、私の顔をみるとそそくさとケージに入り、お座りして「にゃあ」というまでに。なかなか、楽しませてくれます。confident

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2008年3月11日 (火)

リンパ腫になったウンチくん

意外に思われるでしょうが、超スーパーきれい好きの父に、屋内で動物を飼うことを許されなかった私は、猫ちゃんと暮らす機会のないまま、獣医さんの卵になったものですから、「それでは駄目だろう…」くらいのノリで、大学の先輩宅でうまれた仔猫をいただくことにして、はじめてのにゃんとの1人と1匹暮らしを始めたのは、大学2年生の春でした。そこらじゅうでウンチをするからと、「ウンチくん」なる名前付きでいただくことになった、手のリサイズのサバトラ♂にゃんでした。

ちいさくて、かわいくて、かわいくて、寝る時も、ふんずけてしまわないよう胸の上にのっけて、ウンチくんが眼を細めてウトウトするのをながめながら眠ったものです。そして、やがてデッカクなっても、ヤツは私の胸の上で眠ることを好み、あまりの息苦しさにうなされて目が覚めることもしばしば。金縛りかと思いきや、胸の上にはデカイ猫。…カレにしてみれば、それが日課。仕方ありません…。

出がけの急いでる時に限って、足にジャレつきストッキングをひっかけてくれるウンチくん。何も入っていない紙袋めがけて、何度も何度も、助走をつけて突進してきては飛び込み、新聞を広げて読んでると、ビリビリに引き裂いて遊ぶウンチくん。私が勉強し始めると、ノートの上にダラーンと横たわり、教科書をめくる手に猫パンチ。テレビを見てると、わざわざテレビの上に乗っかって、しっぽを画面にダラ~ン。夜中にこっそり冷蔵庫を開けて、カワハギの干物を失敬しようとチャレンジしたのに、私に見つかってしまった時のガッカリした顔。

初めてのにゃんとの暮らしはそんな格闘の日々でしたが、それがまたかわいくて、愛おしくて、このこがいなくなったら生きていけないかも…とまで思ったものです。

私に猫ちゃんの魅力をたくさん伝えてくれたウンチくんは、のちに、「リンパ腫」という猫ちゃんではメジャーな腫瘍の病気で他界することになりました。そしてまた、ウンチくんは、獣医さんちの猫ちゃんとして、たくさんの大切なことを伝えてくれました。病気がはっきりとするまでの経過、発病してからの闘病生活。終末期の過ごし方。「安楽死」という事について…。カレと向き合って考えたこと、感じたことは、私の貴重な財産となりました。

リンパ腫の猫ちゃんに遭遇すると、苦しくて可哀そうだった事も思い出されますが、同僚の先生方や看護婦さんに咬みつきまくったあかんたれだった事coldsweats01なんかも思い出されて苦笑。それでもお手伝いくださった先生方、看護婦さん方には感謝です。

いつかウンチくんにそっくりのにゃんを見つけたら、絶対に、また「ウンチくん」という名前をつけようと決めてるんですが、いまだ、現われてくれません。きっと、また巡り合える気はするんですが。

男盛りなころの若かりしウンチくんshine

P3110104_4

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2008年3月 8日 (土)

癒しのペットサロン Lien(リアン)

富田林市でペットサロンをいとなんでいる、かつての同僚のトリマーさんが遊びにきてくれました。トリミングだけでなく、ワンちゃんのリラクゼーションもてがけているそうです。アロママッサージや泥パックエステなんかもあるそうですよ。

ワンちゃんもヒトを癒してあげるのに、いささかお疲れなんでしょうか。マッサージされると、うっと~り、心地よさそうに癒しのひとときをご堪能されるようです。

おそらく、猫ちゃんとしては、マッサージなんて「何事よ!!」「何で、さわるのよ!!」くらいの大迷惑でしょうから、ちょっと、喜んでもらえそうにありませんが…。

稀なるお風呂大好きにゃんとお暮らしの方や、ワンちゃんもご一緒にお暮らしの方。いちど、お試しになられては…。地域によっては、無料送迎もしてくださるそうです。

完全予約制ですので、あらかじめお電話でご予約をしてください。

ペットサロン Lien(リアン)  0721-22-0789 

         富田林市宮甲田町12-41

Tizu_5 rvcar外環(国道170号)沿い ぎょうざの王将から河内長野方面へスグ

parking駐車場あり

clock9:30~17:00(ラスト16:00 予約延長あり)                          

           休日:不定(出張による臨時休業あり)

アロマといえば、以前、動物用のアロマテープというものがありました。首輪の内側にくっつけておくものなんですが、少しずつアロマ成分が飛散してくるしくみのものです。

猫後天性免疫不全ウイルス(猫エイズウイルス)に感染した猫ちゃんに、そのアロマテープをつけることで免疫力が上がるという、血液中のリンパ球をつかった、しっかりとしたデータも出されていました。

実際、猫後天性免疫不全ウイルス(猫エイズウイルス)に感染している猫ちゃんでも、驚くほどの長生きだったり、結局「エイズ」は発症せずに生涯をまっとうする猫ちゃんもいますので、いかに、リラクゼーションが大切かということなんでしょう。

彼女が、「そろそろお腹すく頃でしょー!!」と言って差し入れてくれたマクドナルドのハンバーガーとポテトをがっつりといただきながら、私には一番のリラクゼーションをさせていただきました。どうやら、私のイメージは「お腹すいたー!」といつもわめいてるヒトだったらしい…。delicious

あ、でも、本当はなつかしい顔をみせてくれるのが、何よりのリラクゼーションですヨ。bleah                                                          

          

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2008年3月 4日 (火)

猫の診療室の1ヶ月

Hato_4 猫の診療室がスタートして1ヶ月。

いろんな猫ちゃんとお会いしましたが、みんな本当に愛されていて、ご家族との深いつながりをヒシヒシと感じさせられます。

かわいい仕草を見せてもらう楽しさ、ぬくもりに癒される感覚…、そして、愛おしく思う気持ち。「いなくてはならない」存在。

でも、悔しいことですが、思い通りにならない病気だったり、ヒトよりもずっと早い「老い」に気持ちがついていけなかったり、辛い気持ちを抱えてしまう事もあるかと思います。

そんなときこそ、何をしてあげたらいいか、何をしてあげれるか、獣医療の情報提供はも ちろんですが、共に考え、悩み、フォローをしていける立場にありたいと、強く感じさせられた1ヶ月でした。

それと、不思議なほど、…今のところ…なのかもしれませんが、ワリとおだやかに診察させてくれるこばかり…!?

かつて仕事をしてきた普通の動物病院でも、とかく、男性の先生を怖がる猫ちゃんは多かったですし、ワンちゃんが吠えるのにおびえてしまってかわいそうでしたが、私が思っていた以上に、もっと、もっと猫ちゃんたちは怖かったのかもしれない…と感じている今日この頃です。

Neko_3 …と、あれこれと思いをめぐらせながら、私もうちの愛すべきにゃん達に癒してもらいます。confident

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2008年3月 3日 (月)

スタッフ紹介のページをつくりました(→)

当院のたのもしいスタッフです。

本日のお伴出勤は、ご立派~なメイクーンの蓮(レン)ちゃんと、

保護された時、おなかに回虫がいたカイちゃんです。

Photo_3

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