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2012年8月

2012年8月25日 (土)

( ゚ー゚)ノ)"ガンバレ!チビにゃんこ

今月初めに、職場に迷い込んできたという、手のひらに乗るほどの、ちっちゃな黒猫ちゃんが入院しました。

両足の太腿を骨折していて、片方の足は、折れた骨が突き出て化膿し、腐ってきていますし、全身の皮膚は、真菌(カビ)感染でボロボロ。コクシジウムという消化管内寄生虫もいるし、恐ろしいほどにノミだらけ。

「うわあ。。。」いろんな意味で絶句してしまいます。

まず、治療して回復する可能性です。本来、折れた骨が突き出ている「開放骨折」は、骨から全身へと、一気に全身感染を起こすので、早急な対応が必要なのです。足が腐るまでになってるからには、既に、全身感染を起こしてしまっているはずです。加えて、寄生虫だらけのコンディションですから、治療をこうじたとて救えないかもしれません。

腐っている方の足は、断脚以外にすべはありません。もう片方の骨折は、整復してあげたいところですが、何故、手乗りサイズのニャンコなので、できる術が限られます。体調的にも、上手く癒合できるかという不安もあります。

そして、治療費の問題です。頑張れずに、早い段階で亡くなってしまうかもしれませんが、頑張って頑張って、復活を遂げれるとしたら、数ヶ月がかりの戦いです。手術も必要ですから、それ相当の治療費がかかります。もちろん、お連れいただいた方にご負担いただかなくてはなりません。出会ったばかりの子猫ちゃんのために、高額な治療費をご負担いただくことに、心苦しさを感じずにはいられません。

それでも、幼気なチビにゃんこに見つめられて、「ここは、乗りかけた船」ってことですね。一緒に来院された職場の方々もご協力くださるということになり、(助けれるだろうか。)という心配は拭えませんが、ここは、やれることをやるまでです。

数日間、コンディションを整える治療をしてから、手術を行いました。当初、腐っている方は、断脚手術、もう片方は骨折整復手術のつもりでしたが、なんと、もう片方も中には膿が溜まってしまっている始末。やむ無く、骨折整復は中止です。これ以上、全身が感染にやられてしまうと、命が危ぶまれますので、申し上げにくいことでしたが、こちらの足も断脚をおすすめするしかありませんでした。

それでも、自力で2回目の手術を乗り切れる状況にありませんでしたので、輸血、患肢の洗浄・消毒と、入念に備えての挑戦でした。両足が無くなった、チビにゃんこ。痛々しく転がってる姿を見ると複雑な心境です。これで、助けられなかったら、、、と思うと、かえって可哀想なことをしている気になってしまいます。

手術後、発熱が治まり、傷がいえてくるまでは、ドキドキの毎日でしたが、なかなか!このチビにゃんこ、頑張りました。無事、抜糸も終えて、食欲、元気モリモリです。皮膚病、寄生虫の治療も必要ですし、まだまだ油断はなりませんが、ひとまず、退院の目処がたつまでに回復してくれて一安心です。

痛くて動かなかった足が無くなって、むしろ、大喜びしてるかのようです。両手で体を支えて、下半身を浮かせたまま、アクロバット・チックにピョコピョコ移動したり、オモチャにじゃれて激しく転がって遊んでいます。人が大好きで、猛ダッシュで寄ってくる速さには驚かされます。

知り合いの獣医さんに、両足を断脚しなければならない猫ちゃんのことをお話したら、写真を送ってきてくださいました。両足無い歴10年のおじいちゃんニャンコさんだそうです。

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このチビにゃんこも、頑張って長生きしてくれると良いのですが。

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2012年8月14日 (火)

待合室に情報番組配信システム登場

当院待合室に、お待ちいただく方にご覧いただけるように、情報番組を放映することになりました。

病気や予防についての情報や、猫ちゃんについてのおもしろ・お役立ち情報などの短編特集が月替わりで配信されてきます。

20秒から5分の番組が次々と配信されてきていて、一巡するのに90分かかるそうです。頻繁にご来院されてらっしゃっても、全く同じ番組に遭遇するのを、極力避けれるインターバルなんだそうです。

情報番組の合間に、当院独自の情報を流せるようになっておりますので、当院のスタッフ紹介や、設備案内なども流せるように、随時放映準備を進めております。

Photo_2 

また、常時、画面下に流れるテロップで、臨時休診や獣医師の勤務日程変更案内などをお知らせしておりますので、ご来院の際には、ちょっと注目してください。

ちなみに、現在は・・・★猫の診療室からのお知らせ★9月6日(木)は、通常通り診療しておりますが、横山獣医師は研究会出席のため、不在となります。・・・と流れております。当日は、4月から当院で診療にあたっております、酒井獣医師が在勤しておりますので、ご安心くださいませ。

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