« 2013年4月 | トップページ | 2013年6月 »

2013年5月

2013年5月28日 (火)

堺市獣医師会HP

堺市獣医師会のHPができました。

当会は、堺市内で開業する動物病院の獣医師50余名で構成されています。動物と暮らしを共にする皆様や地域社会に貢献したいという「同じ想い」を抱いた同士の会です。

地域の獣医師同士や、もっと広く全国的な獣医師団体や行政との連携、協力を尊び、個々の獣医師では成し得ない、様々な事業を行なっております。

HPには、区別の所属病院が検索できて、診療時間、電話番号などを確認するのに便利です。各病院のHPへもリンクされています。

事業内容のページには、動物愛護エスティバルでチュロス販売しているところや、セミナーを受けているところの写真なども掲載されています。探せば、私がどこかに写っているはず。。。探してみてください。

で、是非、時折見てみていただきたいのは、「お知らせ」のページです。動物指導センターで保護中の動物情報が掲載されています。

脱走してきたのか、迷子になったのか、はたまた、心無い飼い主さんに捨てられたのか。いずれにせよ、一定の係留期間を過ぎれば、安楽死されてしまいます。

ですので、小さな情報、勘違いかもしれない情報でも、手がかりになるかもしれませんので、心あたりがあれば、早急に情報提供をしていただきたいのです。

狂犬病予防集合注射は、動物指導センターの職員さん達と一緒にお仕事しておりますが、注射後に本年度の注射済票を配布しながら、「首輪に付けておいてくださいね。」と、一生懸命呼びかけてらっしゃいます。

保護されても、鑑札なり注射済票がついていれば、一瞬で、番号から飼い主さんが特定できるからなのです。一生懸命呼びかけている姿に、日々、保護されても、飼い主さんも、里親さんも見つからず、安楽死される動物を目の当たりにされているお気持ちが伝わってきます。

「お知らせ」ページの掲載も、写真や詳しい説明付きで、「飼い主さんが見つかって欲しい」気持ちが伝わってきます。是非、時々、覗いてみてください。

|

2013年5月14日 (火)

避妊・去勢手術のすすめ

以前、小学校の先生から質問を受けたことがありました。学校で飼育しているウサギの避妊・去勢手術を行うべきかについてです。

もちろん、ウサギの繁殖力からして、次々と産まれてくる仔の受け入れ先を確約できるはずはありませんので、避妊・去勢手術を行うべきだとお答えしたところ、「本来の自然のままの性行動を制限するようなことは、可愛そうなのではないのか!」と、強い口調で反論を受けました。

もっとも、飼育すること自体が、「自然のまま」ではないわけです。過酷な自然界では、産まれてきた仔の全てが育つわけでなはありませんし、親ウサギとて、長くは生きられないでしょうから、多数が淘汰されるが故に、過剰に繁殖することもないのでしょうが、「飼育されている」環境では、豊富な食糧と心地よい環境があり、かつ、敵もいませんので、あっという間に増えてしまうのは、解りきっていることです。

小学生のお子さんに教育するうえで、迷いを感じられたのかもしれませんが、「動物を飼育することの責任」としては、避妊・去勢をすべきだと、教えていただきたいと思います。

猫ちゃんについても同じです。猫ちゃんを飼育し始めた時点で、半年もすれば、お年頃になることは解っていることです。避妊・去勢手術には費用もかかることですから、そのつもりで、準備していただきたいものです。

費用が用立てられないから…と、見合わせているうちに、兄弟同志の間で妊娠したり、本能の赴くままに脱走してしまったり、そして、産まれてきた仔達も、あっという間に半年経ち、親子同志で、、、兄弟同志で、、、と、どんどん収拾がつかないことになりかねません。

困り果てて、「産まれてきた仔を捨てる」なんて悲しいことをする人が、まだまだ、後を絶ちません。先進国だと大手を振ってるくせに、モラルの低い、貧しい国だとガッカリします。

一方、捨てられてた乳飲み仔を保護して育ててくださる方がいらっしゃったり、保護した猫ちゃんの里親さん探しを一生懸命されてる方がいらっしゃったり、もちろん、きっちりお世話をされてる飼主さんだって大勢いらっしゃいます。

先日も、まだ眼も開かない子猫さんを保護された方が来院され、それを見て「こんな仔を捨てるなんて!」と激怒する方もいて。こんな風にモラルの高いヒトばかりの国になるよう、私達も社会に働き続けなければならないと痛感でした。

|

« 2013年4月 | トップページ | 2013年6月 »