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2014年1月

2014年1月23日 (木)

尿閉?膀胱炎?マーキング?

猫は季節繁殖動物といって、「さかり」は日照時間の変化を感じることでコントロールされています。最も、仔育てに望ましい季節に仔が産まれてくるようにと仕組まれた、素晴らしい自然のシステムです。

通常、日が長くなり始めることでスイッチが入りますので、一年で最も昼が短い冬至を過ぎるとスイッチが入るのが通常で、約2カ月間の妊娠期間を経て、寒さが和らぎ始めた頃に産まれてくるという仕組みです。

近頃、「さかり」が始まったという猫ちゃんの来院が増えてきました。激しく鳴いたり、落ち着きなくなったり、食欲が減退したりという問題や、尿をトイレ以外のあちこちでするようになるという問題が起こります。よく、「♀もするの?」と驚かれることがありありますが、♂のようにペニスが付いていないので、壁など上の方向へ吹き付けることはできませんが、♀も、通常通りのしゃがんだ排尿姿勢で、ちょこっとずつ尿をする行動は行います。

ただ、膀胱炎でも、尿をトイレ以外のあちこちですることがあります。トイレに何度も行っている場合は、むしろ、膀胱炎の方が疑わしいかもしれません。確認のため、尿検査をしておく方が安心です。尿に異常がなければ、発情兆候のひとつですので、健康上の問題はありません。

このところ、「トイレ以外のあちこちで尿をする」猫ちゃんが、数件、来院されています。細かい膀胱結石がペニス先詰まって、尿が出なくなった経験のある猫ちゃんが、「尿が出ない!」と、大慌てで来院されましたが、尿検査の結果は異状なし。マーキングしすぎて、出す尿がないのに、さらに、マーキングしようとしてたから、排尿姿勢をとっても尿が出ないだけでした。

トイレ以外の排尿は、一緒に暮らす私達も困りますし、猫ちゃんにとっても、ムラムラ、イライラし続けて暮らすストレスも大きいものがありますし、♀は高頻度で子宮卵巣疾患が生じますので、その防止のためにも、去勢・不妊手術をお勧めしています。

その、大慌てで来院された♂猫ちゃんのオーナー様にも、去勢手術をお勧めしましたが、どうも、歯切れが悪い。。。時折、いらっしゃるのですが、去勢手術に躊躇される男性陣。同じ男子として、心が痛むことのようですね。どうも、そこは、踏み込めない領域な気がして、私も強くお勧めできなくなってしまうのですが、私的には、切なそうな♂猫ちゃんがお気の毒なんですけれど。。。(;´・ω・)

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2014年1月17日 (金)

猫の正しい飼い方講習会

堺市民を対象に、「猫の正しい飼い方講習会」が開催されます。

1月26日(日)14:30〜16:00 サンスクエア堺にて。

無料ですが、事前申し込みが必要です。

1月20日(月)必着で、電話、ハガキ、メール、FAXのいずれかで、住所、氏名、電話番号、参加人数を明記の上、動物指導センターまでお申し込みください。

先着50名が受講可能です。

今回は、マイシャ動物病院の坂口秀平先生のご講演です。

詳しくは、堺市HPをご覧ください。

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2014年1月 9日 (木)

喘息発作

うちの愛猫ぶちゃにゃんは、れっきとした(?)アレルギー持ちです。

かつてには、ひどいアレルギー性皮膚炎で、免疫抑制剤を投与してコントロールしていたこともありますが、フローリング・オンリーにするなど、室内環境を改善することで、薬なしで暮らせるようになりました。

このにゃんこには、アレルギー性気管支炎(喘息)もあり、以前から、多少の咳があります。このところ、咳が増えたようには感じていました。ですが、恐るべし喘息発作。突然発症してしかるべき。知ってましたし、対応したこともありましたし、かなり深刻なことも解ってました。しかし、うちのこに限って。晴天の霹靂とはこのことかってくらいなもんです。

師走の寒ーいある日、重症入院患者さんの看護などなどで深夜になってから帰宅すると、猫が1匹しか迎えに来ません。もともと、必ず迎えに出ては来ませんが、帰宅が遅い時は、腹を空かせてるからなんですが、玄関まで迎えに(文句を言いに?)出て来るはずなのに。

もしや、洗面所やら納戸に閉じ込めたまま出かけてしまったのかしら、と、方々探せど見つからず。ひょっとして?と覗き込んだら、知らない人が来たとき専用の隠れ場で、眼をまん丸にして、ひどく荒い呼吸をしてるじゃないですか。

「うーむ。。。」(うちのこの方が、重症やん。。。)「えっと。。。」(どうすればいい?何からすればいい?)疲れた身体と脳にガンバレです。まず、腹すきにゃんこにご飯を与え、自分のお夜食と、喘息にゃんこを抱えて、再び病院へ舞い戻りです。

夜中に独りで、レントゲン検査、緊急処置を施しながら血液検査を進めちゃってる私って、なかなか手際よく「デキル」感じかもなんて思ったり、これで、サクッと発作が鎮まればもう安心だし…って、お夜食食べながら見守る、見守る、見守る、、、、!!!治まらない!!!

あらゆる喘息対策を投入し、酸素吸入を続けるも、呼吸は荒いまま。恐怖心のせいか、滝のようにヨダレが出てき始めたので、これは、逆効果かもしれないと、治療継続を諦めて自宅へつれ戻ると、再び、彼女は隠れ場で引きこもりです。

その後も毎日、荒い呼吸のまま引きこもり続けるわ、治療のために引っ張り出してくると、滝のようなヨダレがでるわで、未だかつてない難症例に困り果ててしまいました。4〜5日目にようやっと、帰宅したらソファー上にチョコンと座ってるのを見つけて、思わず小躍り♪

それからは徐々に回復して、今ではすっかりご機嫌にゃんこに戻りましたが、恐るべし喘息発作。いやいや、参りました。そして、色んな事…お掃除、加湿、軽い咳のうちに対処…を反省です。

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